添田フジオのブラ輪散歩-小文間編-

みなさま、こんにちは。添田フジオと申します。東京・品川の会社に勤務する取手在住歴20年のサラリーマンです。

今月より、このコーナーでは私が自転車で取手を散歩(ブラ輪散歩)して、いろいろな魅力ある場所をご紹介いたします。よろしくお願いいたします。

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まず、初回に紹介したいのが小文間地区です。小文間は小貝川が利根川と合流する地点から、上流の地域です。今日は私が参加している「とりで鳥の会」が開催している小文間地区探鳥会のコースをブラ輪散歩してみました

小文間地区は利根川の河川敷に残る森林地帯です。オオタカ等の猛禽類や野ウサギといった動物も見かけます。まもなく小文間地区も秋が始まります。初秋の小文間をご覧ください。

スタートは取手市立松陽高校前です。探鳥会ではここで朝9時に集合します。
但し、あまりここに長く居ると、お向かいのワンちゃんに吠えられます。

そして、小貝川の土手に出ます。利根川への河口です。上流側の戸田井橋の向うには堰があります。今日も気持ちいい朝です。

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ここから河川敷へと降りて行きます。サイクリングコースにもなっています。
多くのサイクリストが走り抜けていきますので注意が必要です。セイタカアワダチソウもたくさん咲いていました。

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川辺に出ると、カルガモやカイツブリ、サギ等の水鳥を見ることができます。
ここは運が良ければカワセミも見られます。

どなたかがが仕掛けを置いていました、中に蟹の様なのが居ました。

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セグロセキレイが居ました。キンクロハジロやカンムリカイツブリも居ますよ。

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利根川河川敷に出ました。しばらく、この道が延々と続きます。冬は両サイドの葦はきれいに刈られますので、見晴らしが良くなります。
ジョギングする人も見かけます。1月にはこの辺りを折り返し地点とする新春マラソン大会があります。今までは最長で10キロコースでしたが、来年からはハーフマラソンが追加になるそうです。私も出場します。

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東京芸大の校舎が見えてきました。利根川河口から79.5キロ地点。
東京芸大はいい場所にあるのですよ。4階のテラスや教授室からは河川敷が見渡され、利根川の自然を観察できます。

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モズが木の高いところで盛んに雄叫びして、縄張りを主張しています。

今日は龍ヶ崎のとりの会の人たちが野鳥観察に来ていました。
ここでは、オオタカを見る時もあります。

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冬は草むらが生繁っていないので川辺に出られるのですが、まだ川辺には近づけません。
変なキノコが生えていました。

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ここから、利根川を離れ、小道に入って行きます。いい雰囲気の道が続きます。この辺りも運が良ければさまざまな鳥を見かけることができます。

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マムシ、不審者に注意です。

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高台に上がったところに、「なるほ堂」さんが有ります。
(なるほ堂の説明は難しいのでHPをご覧ください。→ http://笑楽.jp/

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この木は紅梅です。2月末ころになると見事な赤い梅の花が咲きます。是非見に来てください。

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東京芸大の構内を結ぶ橋の下を通ります。橋の下にも「芸術」が…。

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どんぐりもいっぱい落ちています。

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お出迎えです。

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松陽高校の裏手が見えてきました。松陽高校のグラウンドは野球とサッカーの両方が有り、とても広いです。もうすぐゴールです。
どなたかが、落ちていた栗を集めてマンホールの上に置いていました。どうするのでしょうか?

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ゴールの野鳥観察の森入口です。とりの会ではここで、最後に「鳥合わせ」と言って観察した鳥の確認をします。トイレもあります。

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「とりで鳥の会」が設置したシジュウカラの巣箱です。毎年春に中の清掃をしています。中を開けると営巣した跡が残っています。羽毛のフカフカのベッドです。

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ということで、最後まで見て頂きましてありがとうございました。このコースは野鳥を観察しながら歩くと3時間くらいでしょうか。とてもいい散策コースだと思います。一年を通して季節折々、お楽しみください。ではまた!

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